[ 選択中の企業 ]
【会社概要】 社名はジェイアール東海建設株式会社(JR TOKAI CONSTRUCTION)。JR東海グループの建設会社で、鉄道関連工事に精通している旨を公式サイトで示しています。コーポレートメッセージとして「安全は 明日の信頼 技術の礎」が掲げられています。また「レールと共に社会に貢献」という表現が用いられています。 【経営理念・行動規範】 経営理念には「レールと共に社会に貢献」「安全と信頼されるサービスの提供」「創造力をいかし活力ある社風の樹立」が掲げられています。行動規範として以下が明示されています:01 安全の確保(列車の安全、旅客・公衆の安全、労働安全、セキュリティの確保、コンプライアンスの5つの安全を念頭に安全最優先)、02 品質の確保・向上(安全・品質・工程に重点を置き技術力維持・向上を図る)、03 法令等の遵守(法令・社会規範・社内ルールの遵守、反社会的勢力への毅然とした態度)、04 社会への貢献(鉄道を中心とした建設・改良工事や自然災害対応活動等を実施)、05 人を大切にする企業の実現(個性を尊重した人材育成、当事業に携わる全ての人々の安全と健康の確保)。 【採用情報(概略)】 新卒採用・中途採用の案内があり、募集要項として新卒(NEW GRADUATES)とキャリア(CAREER)の情報を用意している旨が記載されています。2026年4月1日付で「2027年4月入社予定の新卒採用の募集概要を掲載しています」との告知があります。公式は「私たちは鉄道関連工事のプロフェッショナルです。レールとともに地域社会に貢献してまいります。」としています。
【実績:リニア中央新幹線名古屋駅新設】 リニア中央新幹線(品川・名古屋間)は2027年開業予定とされ、建設は2014年から始まっています。名古屋駅は既存駅と地下30mで交差する形で地表部から掘り下げる開削工法で構築されます。当社は2016年に在来線部での中央東工区の工事に着工しました。在来線14線を対象に、盛土構造から1線あたり約60~75m間を工事桁5~6連(合計73連)の橋梁構造に受け替える工事を行っています。多くの列車が行き交う名古屋駅で、限られた時間や空間の制約の中で夜間を含め調整を繰り返しながら工事を進め、列車の安全・安定輸送を確保したうえでJR東海と一体となって工事完成を目指すと説明されています。 【実績:東海道本線御厨駅新設(御厨駅)】 静岡県磐田市に新設された御厨駅は、東海道本線の袋井駅と磐田駅の間に位置します。駅設置はJR東海、磐田市、土地区画整理組合の間で基本協定書を締結して決定されました。周辺は工場が多く通勤利用が見込まれること、近隣にヤマハスタジアムがありイベント時の利用も想定される旨が記載されています。当該工事は新幹線と在来線の線路上空に橋上駅舎及び自由通路等を新設する工事で、自由通路をあらかじめユニットとして組み上げ、650tクローラークレーンを使用して桁を架設しました。台風接近などによる2度の順延を経て施工を行い、駅前広場や周辺道路の整備は土木部門が担当、建築と土木の両部門が連携して工事を進め、2020年3月14日に御厨駅は開業しました。 【実績:新大阪駅27番線ホーム増設】 新大阪駅の27番線ホーム増設工事に当社は2008年に着手しました。27番線ホームは国道423号(新御堂筋)との交差部分に設置するため、鋼製の桁を道路上空にかける必要があり、「送り出し架設工法」を採用しました。あらかじめ長さ105m、重さ約480tのホーム桁を組み上げ、東京方へ送り出す工法を用い、新御堂筋を夜間通行止めにして130mに渡り桁を水平移動・所定位置で降下させる方法で、6回に分けて施工を行いました。工程調整と安全対策を行い、2013年3月16日のダイヤ改正日に27番線ホームは開業しました。 【実績:高山駅改築】 岐阜県高山の高山駅改築で、橋上駅舎と自由通路を一体的に整備しました。高山は年間約430万人の観光客が訪れる旨が記載されています。東口側の壁面に伝統的な格子を取り付け、夜間は町屋の建物内からこぼれる光をイメージしたライトアップを行うデザインとしました。自由通路の両側に高山祭の屋台に関する実物展示を設置しています。工事では自由通路が線路8線を跨ぎ柱間距離が40mを超えるため、線路1線を使用停止にして仮受構台を設置し桁架け工事を行いました。豪雪地域のため雪掻きをしてから作業に着手した旨が記載され、無事故・無災害で工事を完了しています。平成29年度 鉄道建築協会賞 停車場建築賞を受賞しています。
【安全への取組み】 「安全は経営の土台」の理念のもと、5つの安全(列車の安全、旅客・公衆の安全、労働安全、セキュリティの確保、コンプライアンス)を念頭に、企業活動において安全を最優先に行動すると記載されています。